夢を引き寄せる魔法は「信じる」ことから始まります。

人は誰でも、夢を実現させて幸せになるために、生まれてきているのです。

「今この瞬間」の意味

「今この瞬間」の意味

「今この瞬間」の気持ちに焦点を当てる

占いの依頼に来られる相談者は、大抵の場合、
自分ではどうすることもできないような悩みや迷い、不安といったものを抱えておられます。
 
その時に伺うお話は、少なくとも、
「今この瞬間」に起った出来事ではなく、あくまでも過去の出来事なのです。

それが、相談者にとっては、悩みが深刻であればあるほど、
「今この瞬間」目の前で起きているような感じ方をされています。

話の内容は「あの時、あのこと」であっても、語っている人は、今どんな気持ちであり、
今どう思っているかを話している。
「今、ここ」の気持ちが出てくるものである。
(出典:平木典子「カウンセリングとは何か」)  
                    (平木典子さんとは…人物紹介

カウンセラーは、
「今この瞬間」に話をしている相談者の感じ方を
相談者の立場に立って感じることを目指しています。
これを「共感的理解」といいます。

物の考え方や価値観の異なる相談者の話を、
カウンセラーの「ものさし」で聞いていると、
決して相談者の感じ方を共感的に理解することはできないのです。

私は、占い師も同じだと思っています。
カウンセラーとの違いは、「占い」という道具を使うか使わないかという
ただそれだけなのです。

占い師は、「占い」という道具を使うので、
「共感的理解」をする必要はないかと言われれば、
答えは NO! です。

相談者の感じ方を、相談者の立場に立って感じようとしなければ、
決して、相談者が進むべき道筋を示すことはできない…と、
私は考えています。

そして、「今この瞬間」の気持ちに焦点を当てることは、何より大切であり、
「今この瞬間」の気持ちに気づくことが、
すべての問題解決の足掛かりになると信じています。

「今この瞬間」の自分を大切にすること

皆さんは、「過去」や「未来」が存在すると思われますか?

実際に生きてこられた軌跡としての「過去」が存在するのは当たり前じゃないか。
そんなふうに考えている人もいらっしゃるでしょうか。

では、「未来」はどうでしょう。
地球上のすべての生物は年を取っていくものです。
子供にとっては成長して大人になること。
大人にとっては、年老いていくことが「未来」だとお考えの方もおられるでしょう。

実は、現実の世界では、
「過去」も「未来」も、存在するのは「今この瞬間」の中だけなのです。

既に過ぎ去った「過去」は、記憶の中にしか留まっていないので、
「今この瞬間」の中にのみ存在するということは、
容易に理解いただけると思いますが、
「未来」については、理解しがたい人もおられるかもしれません。

でも、考えてみてください。「今この瞬間」のことを。
明日という「未来」が来ると考えているのは、「今この瞬間」の自分です。
では、実際に明日が来たとしましょう。
その明日を感じるのは、やはり「今この瞬間」の自分なのです。

「過去」も「未来」も、存在するのは「今この瞬間」の中だけなのです。

ですから、「過去」の自分が幸せであれば、
当然、「今この瞬間」の自分も幸せを感じられるはずです。

そして、「今この瞬間」の自分が幸せであれば、
「未来」の自分も幸せだということです。

おわかりいただけましたか?

幸せになるために必要なことは、
「今この瞬間」の自分を大切にすることだということが…

わたしたちは、心の世界の内側でさ迷っています。
心の世界とは、記憶する過去の世界と想像する未来の世界。
思考と思い出と想像の世界。
心の世界が「今この瞬間」から外れたところで、
「人生という観念」をわたしたちに与えます。
「わたしという観念」をわたしたちに与えます。
これが大いなる幻想なのです。
「今この瞬間」から外れたところに人生はないというのが真実です。
(出典:レナード・ジェイコブソン「今この瞬間への旅」)
              (レナード・ジェイコブソンとは…人物紹介

「今この瞬間」の思いの意味

「今この瞬間」のあなたは、どんな思いをお持ちでしょうか。
楽しく充実した思いをお持ちでしょうか。
それとも、辛く悲しい思いをお持ちでしょうか。

楽しく充実した思いであれば、それを大切にして、
「今この瞬間」の自分の中で、これからも大切に育てていってください。

辛く悲しい思いであれば、
まずは、その思いを抱くようになった「過去」の自分を
ありのまま受け入れるようにしてください。
その思いは、あなたに「行動を起こさせるサイン」なのです。

ありのままの自分をしっかり受け止められた時に、
楽しく充実した思いにつなげていく道筋が見えてきます。

どう頑張っても立ちいかない状況に追い込まれて苦しいときは、
自分が、古くなって役に立たないもの
(これまでの考え方、思い込み、プライド、行動、状況、人など)
にしがみついていることを教えてくれる。
それを手放せば、もっとすばらしい流れに乗ることができる。
(出典:阿部敏郎「いま ここ」)
                    (阿部敏郎さんとは…人物紹介

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