夢を引き寄せる魔法は「信じる」ことから始まります。

人は誰でも、夢を実現させて幸せになるために、生まれてきているのです。

「占い」の世界

占いの的中率

「あそこの占い師は、よく当たると評判だが、
こっちの占い師は、全く当たらないので、観てもらうのをやめておこう。」
などと、口コミで噂されているのを耳にすることがあります。

未だに、多くの人が誤解されているようですが、

占いというものは、
当たる当たらないという「ものさし」で判断すべきものではないのです。

H.J.アイゼンクが、その著書「占星術ー科学か迷信か」の中で
占いの的中率について、次のような見解を述べていました。
占いの的中率を分析した結果は11%で、どの事例でも15%を超えることはなかった。
さらに、
占いの的中率を上げるには、進んで信じることが決定的な要因となっている。
というものです。          ( H.J.アイゼンクとは…人物紹介) 
客観的に分析すれば、
的中率というものは、意外と低いものですね。

それでは、「当たる占い師」として、
口コミで人気を呼んでいる占い師には、実際のところ、
的中率が高い人が多いのでしょうか?

私は、的中率が高い人が多いと思っています。

ではなぜ、客観的な分析結果と食い違うのでしょう?

それはおそらく、
人気占い師に観てもらおうと訪れる相談者さんたちが、
その占い師を心の底から信じているからだと思います。

アイゼンクが言っているように、
「進んで信じることが決定的な要因となっている」ということです。

占いというものは、
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」なのですが、
「信じる者こそ救われる」のです。

「信じる」という行為は、とても素晴らしいことなのです。
とても強力な力を持っていて、
信じたものを引き寄せ、夢を叶えてくれるのです。

占いの結果を信じて行動するところに、高い的中率の秘密が隠されていると、
私は思っています。

吉凶とは

占いで観るもののひとつに、吉凶を観るというのがあります。
相談者さんのやっていること、もしくはやろうとしていることが
果たして、吉なのか、凶なのか…
誰でも、気になるところではありますが…

そもそも吉凶という概念はどこから来ているのでしょうか?

一つの事象を捉えても、
それがある人にとってはとても望ましい「吉事」であるのに、
別のある人にとっては大変な「凶事」になる…

客観的に見て、大変そうに見えることでも、
その当人にとっては、とても楽しいことだった…

そんな矛盾するような話は、
この世の中に、意外と多く存在しています。

「吉事」は、「その人が望ましいと思う」状況なのに対し、
「凶事」は、「その人が避けたいと思う」状況なのです。

それぞれの人の立場の違いや、置かれている環境、
それに、物の考え方(価値観)の違いにも影響されているのでしょう。
その事象の捉え方の違いで、「吉事」にも「凶事」にもなるということです。

要するに、出来事には本来、吉凶はないのです。
その出来事を「吉事」にするか「凶事」にするかは、
あくまでも本人の考え方の問題ということです。

それでは、占いで吉凶を観るのは、何のためでしょう。

「凶事」とは、努力を要する出来事であって、それを避けることだけが、
本人にとって本当に良い事なのかどうか、
その人の成長に必要な鍛練であれば避けさせるわけにはいかないこともある。
(出典:小曽根秋男「Stargazer for Windowsで始めるパソコン占星術)
                 (小曽根秋男さんとは…人物紹介

まさに、そのために、吉凶を観るのかもしれません。

私は、プロフィールにも書きましたが、
大学受験に2度失敗して2浪を経験しました。
当時の私にとっては、それはそれは大変な「凶事」だったのです。
でも、今の私にとっては、
今の私を創ってくれた大切な「吉事」だったと思えるようになりました。
同じ自分のことなのに、
置かれている状況の違いで、「吉事」か「凶事」かという
捉え方が変わるものなのですね。

私の目指す 「プロの占い師」とは

世の中には、
とても頼りになる素晴らしい「プロの占い師」の人もいれば、
明らかに詐欺まがいのあくどい商売をしている「自称占い師」もいます。

占い師という職業が、
今まで日の目を見ない、何かいかがわしいもののように扱われてきたのも、
詐欺まがいのあくどい商売に利用されることが多かったからだと思います。

私は、二十歳の学生の時に、初めて占いを知り、
「プロの占い師」にあこがれるようになって、今日まできました。
今年(2023年)で、もう45年になります。

詐欺まがいのあくどい商売をする人たちによって、
いかがわしい職業にされている占い師という職業に、
どうしてここまであこがれるようになったのか…
実は、私にもわかりません。

ただ、私が持ち続けている「プロの占い師」像が、
当時の純粋なイメージのまま、ブレないで、しっかりと
私の心の中に残っていることが
大きな力を与えてくれていると思っています。

それでは、
私の目指す「プロの占い師」とはどんな姿なのか…

占術に長けていることは言うまでもないことなのですが、
いろいろな人のいろいろな考え方に触れ、
自分なりの思いを強く持つようになったことは、次のことです。

「優れた傾聴力」を持っていること

「人格者」であること

私の考える「優れた傾聴力」とは、
カウンセラーの持つ傾聴力のことです。

カウンセラーの持つべき大切な3つの条件で、
・自分に誠実で正直であること
・相手をありのままに受け入れること
・相手の感じ方を相手の立場に立って感じること
というのがありますが、これを持つことによって、
相談者との間に信頼関係を築くことが何より大切だと考えます。

また、私の考える「人格者」とは、
どんな困難な状況に出会っても、どっしりと構えていられる人で、
経験に基づいた「知恵」を自在に活用できる人です。

この考えに基づいて、
2010年4月から一般社団法人日本産業カウンセラー協会の養成講座に通い、
2011年3月に産業カウンセラーの認定資格を取得しました。

また、それに先立って、2010年2月から、2011年9月まで
大阪の四天王寺の参禅会に通い、座禅の修行を行いました。
そして、座禅や瞑想をすることで、
心静かに「自分の内面の声」に耳を傾けることが大切であることを学びました。

その他にも、「プロの占い師」とは、
常に相談者の味方であり、
相談者にとって、何でも気軽に相談することができる存在であること。
そして相談者の一番の理解者であること。
相談者の立場に立って相談者が幸せになることを願ってやまないこと。
いつも謙虚に自分の占術を捉え、日々精進し続けていくこと。
日々、相談者のお話を伺えることに感謝し、
共に成長していくことに喜びを感じられる人物であること。

私の目指す「プロの占い師」は、そういったものです。

質問者自身の思いや信念を強める「占いの活用の仕方」

将来、私は、「プロの占い師」をやる傍ら、
セミナー講師をやりたいと考えています。

私が取り上げたいテーマは、ずばり「占いの活用の仕方」です。

「藁(わら)にもすがる」ということわざがありますが、
人は、切羽詰まった時には、
藁のように頼りにならないものにでも頼ろうとするものです。

私は、大学受験の際の「2浪」という境遇の中で、
「崖っぷちに立たされたような、切羽詰まったギリギリの思い」
を持っていました。
もし、その時点で、占いに出会っていたら、
占いに頼っていたかもしれません。
大学受験の合否を占って、努力もせずに、
合格の暗示が出た大学に進学することを決めていたかもしれません。

それもひとつの生き方なのかもしれませんが…

占いは、そんなふうに使うものではありません。
何の考えも持たない中で「答え」を出してくれるものではないのです。

あくまでも、占いは「人生の道しるべ」であり、
自分の考えをしっかり持った上で「背中を押してくれる道具」に過ぎないのです。

大学受験の合否を占って、
「今のままでは合格することは難しい」という「結果」が出たとしましょう。
その「結果」は、あくまでも「暗示」であって「答え」ではない
ということは、おわかりいただけますでしょうか。

「今のままでは合格することは難しい」
「ではどうすればいいか」

占いでは、その先の可能性を「暗示」によって示唆します。

「それでも、その大学に行きたいと思うなら、
今までとは違うことをしなければいけない」
そんな「暗示」を出してきます。

それに応えて「答え」を出すのは、質問者自身です。
その「暗示」に応えて、今までとは違う勉強方法に切り替えて努力するか、
今までと同じ勉強方法をそのまま続けていくか…
それは質問者自身が自分で選択することなのです。

そうして、選択した結果、
合格するか失敗するかは、質問者自身が持っている「答え」なのです。
質問者自身の思いや信念の強さが「答え」なのです。

おわかりいただけますでしょうか。
「答え」を出すのは、
質問者自身の思いや信念の強さだということを。

質問者自身の思いや信念を強める「占いの活用の仕方」を学んでいただければ、
占いは、きっと役に立つ道具になることでしょう。

ホロスコープの解釈

ホロスコープとは、西洋占星術で用いるもので、
生まれた瞬間の天体の星の配置を示したものです。

東洋占星術は、人体に表れる星で観るのに対して、
西洋占星術は、天体の星で観るものです。

ホロスコープをどのように解釈するかは、
解釈する人の教養、資質、人間性などが強く反映され、
個人の世界観や人生哲学、そのときそのときの状況で違ってきます…
また、解釈する人の人間的成長にともなって、
解釈の内容が深まってくるともいえます。
出典:ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ「占星術から天文心理学へ」
           (ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベとは…人物紹介

太古の昔から存在している占術であるにもかかわらず、
未だに観る人によって、解釈の仕方も異なるところに、
神秘的な奥深さがあるといえるでしょう。

私はそういうところに魅力を感じて、興味を持ったのですが…

また、同じ星の影響下にあっても、
その表れ方が、人によって異なっていることがあります。

人にはどうも特定のその人固有の『星を使うクセ』のようなものがあるようだ。
そこでその人物の過去を調べることによって、そのクセを見つけ、
未来予測に役立てることができる…と。
出典:アレクサンドリア木星王「路地裏占い読本(占星学への告発状)」  
              (アレクサンドリア木星王とは…人物紹介

解釈の仕方や、星のクセの問題の他にも、
現実と擦り合わせた意味の探求も、なかなか興味深いところです。

『相性が良いか悪いか』ではなく、
『どのような内容を持った関わりがこの人との間に起こるのか』を考えるとき、
お互いの違いや学ぶべきこと、変化のきっかけなどが見えてきます。
どんな接触でも縁は縁です。その人と出会ったことには、必ず意味があるはずです。
(出典:石井ゆかり「星占いのしくみ」)
                 (石井ゆかりとは…人物紹介

人生で起きるすべての事には必ず何らかの意味があります。
それを知る手立てとして、
西洋占星術を活用できたらいいなと考えています。

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