夢を引き寄せる魔法は「信じる」ことから始まります。

人は誰でも、夢を実現させて幸せになるために、生まれてきているのです。

信念の力

信念の力

デヴィット・ホーキンズ博士の本を読んで

                 デヴィット・ホーキンズとは…人物紹介

「人間の意識のレベル」というものがあるそうです。
デヴィット・ホーキンズ博士の「パワーか、フォースか」という本に、
そのことが書かれていました。

それによると、人間には「1から1000まで」意識のレベルがあり、
科学として認められている「キネシオロジーテスト」に基づいて、
さまざまなレベルを示す数値で的確に測定されたそうです。

1995年に初めてこの本が世に出されたということですが、
それまでの25年間も、彼はその研究を続けてきたということです。

これを読んで、私は、
信念の力」というものも、測定可能なものだという認識を持ちました。

それは、信じるものにもよるのでしょうが、

正しい、前向きの信念であれば、体が喜ぶ…というか、
心がウキウキ、ワクワクしてきます。

反対に、
憎しみや恨みから出た「復讐」のような、後ろ向きの信念であれば、
胃が差し込むような痛みを感じる…
そんな反応を、実は「体」がしているのです。

同じ「信念」であっても、「信念の力」のレベルが違うのではないか…
私は、そのことを以前から感じていました。

というのも…
かつて、上司にパワハラを受けた時期に、
私自身が抱いていた「怒り」のような感情は、
どうすることもできない、強い「思い」となって、
「その時」のことを思い出すと、
いつも体中がこわばっていました。

とても辛い経験でした。
こんな「出口の無い」辛い思いを味わうのは、
一体何故なんだろう…。

「人生に起きる、偶然に見える事柄が偶然ではなく、深い意味を持ち、
ある目的の方向へと私たちを導いてゆく…」という、
ジェームズ・レッドフィールドさんの言葉が頭に浮かび、
ふと、今感じていることを学ぶためだったんじゃないか…

徐々にではありますが、そんな風に思えてきました。

ですが、
「どうして、こうも「体」の反応は異なっているのでしょう?

この本には、さらに、そのことに触れて、
「私たちの肉体は、「虚偽」と「真実」をはっきりと見分ける才能が、
実は最初からあった」
と書かれていました。

何が「真実」で、何が「虚偽」なのか、
自分の「体」に聞けばいいということです。
「体」の反応は正直なのです。

そうやって見つけた「パワー」を与えてくれる道に進むこと。
それが正真正銘の「信念の力」を生むのだと、
私は確信しました。

「パワー」と「フォース」の違いについて

「パワー」か「フォース」か、
その違いは一体何なのでしょうか。

「パワー」とは、
悟り、喜び、愛、受容、意欲、勇気など、
自分をより良い理解や健康、幸せに導いてくれるものです。
たとえば、
高血圧の患者に対して、「患者の生活を改善させ、
怒りや自分を抑圧させることをやめさせる行為」だそうです。

それに対して、「フォース」とは、
プライド、怒り、欲望、恐怖、深い悲しみ、無感動、罪悪感など、
現代のような物質中心の社会において、多くの対立や混乱を生むものです。
世界中で日々繰り広げられている、戦争や、相場操作、規制などがそうです。
高血圧の患者に対する例えでいえば、「降圧剤を投与して症状を和らげる行為」を指すそうですが、
これって、西洋医学の世界では当たり前の「対症療法」なのではないでしょうか?

これまでが「フォース」に分類されるということは、
一体何を意味しているのでしょうね。

確かに、西洋医学の考え方は、人間を「機械」と見立てているようです。
手術によって、悪い部分だけを取り除けばいいんだと…

そういう意味では、「人間の尊厳性」は軽視されていると、
言わざるをえないのかもしれません。

そんな風に考えていきますと、
私たちの考え方を根本から見直す必要があると思えてきました。

一般の人々の間に広まっている「常識」に囚われていると、
「真実」が見えてこないような、そんな「危惧」を、私は感じるのですが、
皆さんはいかがでしょうか?


「愛」は「パワー」に分類されるということですが、
愛が憎しみに変わるという場合の「愛」は、本当の愛ではなく、
プライドによる憎しみから生じているものだそうです。

ウィリアム・W・アトキンソンの思想で、
「引き寄せる力」を持っているとされる「念の波」、
すなわち、「愛」「怒り」「憎しみ」「妬み」「悪意」「嫉妬」の感情は、
ここで、「パワー」か「フォース」に分類はされますが、
いずれも、「引き寄せる力」を持っているということです。

「フォース」の世界に、いつまでも甘んじていると、
「目には目を!歯には歯を!」の紛争が「引き寄せられ」、
いつまで経っても、本当の平和が訪れないということにはならないでしょうか。

「人間の人生にとって、大きな嘆きとなるものは、
心が常にあまりにもごまかされやすいということだ。
仲たがいや揉め事は人間が真実と虚偽を区別することができない必然的な結果。」だと、彼は言っています。

ナポレオン・ヒルの本を読んで

信念の力」を知る手がかりとして、次に読んだのは、
ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」でした。

彼の言葉は、とても力強く、私の胸に響きました。

「毎日、わずか30分、創造的な思考の時間を持つ。
そして、その30分間は、願望や目標に意識を集中するのだ。」

今このHPに、自分の「思い」のありったけを書き綴っている…
まさに、そのことを、彼は推奨してくれているのです。
今この瞬間「不思議な偶然の一致」を実感しています。

この本は、実は平成23年7月に読んだ本なのですが、
プロフィールの「占いの技術にさらに磨きをかけること」の中でも触れましたように、

私は、1992年8月から、読んだ本の感想やら、印象に残った文章を
システム手帳に書き出していましたので、
ふと思いついたときに、すぐにそのページを開いて、
確認することができるのです。

このナポレオン・ヒルの本も「いつか使える時が来る」という「思い」を
持っていました。

そして、今、ようやくそれが実現したのです。

彼のこの本の中には、私が信じている「信念の力」を強めてくれるような文章が、
次から次へと、あふれんばかりに、出てきます。

「人間は、自分が考えているような人間になる。
十分な確信を持ってそれを信じ、信念に基づいて行動すれば、誰でもなりたいと思うものになれるのだ。」
…それは「信念の力」の成せるワザだったのです。

「成功は、成功を確信する人のもとに訪れる。少しでも失敗を意識すれば失敗する。」
これは「信念の力」を使う上での重要なポイントです。

「燃えるような願望や目標が、確固たる行動に転化した時、
あなたの思考は現実化する。」
これが、「信念の力」の真実なのです。

さらに奥義と思われるような秘策が…
「『信念』と『思考』が重ね合わさると、潜在意識が活性化され、
そこからモチベーション(ヤル気)と限りない知性が生まれてくる。
『信念』『愛情』『セックス』の3つは、あらゆる人間の感情の中でも、
一番強いものだが、この3つが同時に作用して思考と結びつくと、
潜在意識は恐ろしいほどの力を生み出すのだ。」

さらに、
「自分がしてほしいと思うことは、何よりもまず他人にそうしてあげることだ。
それが『成功』の黄金律である。」

もう一つ、
「自分の内なるヒラメキの声に従って行動すること。
それが人生を変えることのできる『大いなる秘密』の啓示だ。」

さらに、もう一つ、
「『成功』を遂げた著名な人々を25,000人以上も分析した結果、
次のことがわかった。
すなわち、40歳以前に『成功』した人はほとんどいないこと。
そして、ほとんどの成功者が50歳を過ぎてから自らのペースを把握しているということ…である。」

読めば読むほど、のめり込んでいくような感覚を私は持ちました。

最後に、もう一つ、
「男が力を発揮する最大の動機は、女性を喜ばせたいという願望だ。
女性の影響なしに、いかなる男も幸福にはなれないのだ。」

プラシーボ効果

新薬を開発すると、それが本当に効き目があるかということをテストします。
その時に使うのが、プラシーボ(プラセボ・偽薬)です。
「効き目がある薬だ」と言っておけば、
まったく有効成分が入っていないにもかかわらず、
症状改善の効果が出てしまう場合があり、このことから、

薬の効き目は人の心理的作用に左右される
ことがわかってきています。

占いの世界でも同じことが言えます。

よく当たると評判の占い師に占ってもらえれば、
実際には、心理的作用が働いて「当たるように行動している」ことが多いのです。
経緯はどうであれ、相談者が自ら期待した結果を引き寄せられるのであれば、
それにこしたことはないと、私は思います。

これもある意味、信念の力のなせるワザだと言えるでしょう。

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